【大学生でも登録販売者になれる】資格とバイト経験者を見てきたリアルな感想

登録販売者のサムネ 自分らしく生きる

「登録販売者って大学生でもなれるの?」そんな疑問を抱えている方へ。ドラッグストアでアルバイト経験があれば、大学在学中でも資格取得と実務経験の両立が可能なんです。実際、私の働いてきた店舗で大学生がアルバイトで働いて資格を取得した方を何人も見てきています。

お店に陳列されている商品の写真

この記事では、登録販売者の私が資格の基本情報から、大学生がアルバイトで実務経験を積む条件、さらに資格のメリット・現実まで、リアルな視点でわかりやすくお伝えします。

登録販売者ってどんな資格?

登録販売者とは、一般用医薬品(第2類・第3類)を販売できる公的資格の一つです。薬剤師ではなくても医薬品販売に携われるため、ドラッグストアやスーパーなど多くの職場で重宝されています。

医薬品の正しい知識と、安全な販売が求められる重要な役割です。

大学生が登録販売者になるには

登録販売者になるには、主に以下のステップを踏みます。

  1. 都道府県が実施する試験に合格する

  2. 実務経験を積んで登録される

この「実務経験」は、アルバイトでも可能です。ただし、いくつか条件があります。

アルバイトでも登録販売者になれる条件は:試験と実務経験

大学生のアルバイトでも、一般の従事者と同じ内容で以下の条件を満たせば実務経験者として認められます。(登録販売者や薬剤師が勤務している店舗の指導の下で勤務していること。)

1. 登録販売者試験に合格
登録販売者試験に合格することが第一歩です。この試験は年に1回全国各地で実施されています。

2. 実務経験の要件
登録販売者として正式に働くためには、一定の実務経験が必要です。具体的な要件は以下の通りです。直近5年間で2年以上(累計1,920時間以上)の実務経験。※例外もあります。

パートやアルバイトでも条件を満たせば認定されます。

販売従事登録:必要な書類3つ

試験合格後、勤務先の店舗が所属する都道府県で「販売従事登録」を行う必要があります。この手続きには以下が必要です。

  • 合格通知書

  • 実務従事証明書(十分な実務経験がある場合)

  • その他指定の書類(住民票や医師の診断書など)。

登録には、登録料がかかり都道府県ごとに異なりますが、約1万円程度が目安です。

販売従事登録後は正式に働く事ができる

販売従事登録が完了すると、登録販売者名簿に記載され、正式な登録販売者として働くことが可能になります。

注意点:試験に合格していても実務経験がないと「みなし」になる

  • 実務経験が不足している場合は、「研修中」の扱いとなり、指導を受けながら経験を積む必要があります。

  • 実務経験は月単位で計算されるため、途中退職などの場合には注意が必要です。

これらのステップをクリアすることで、正式に登録販売者として就業できます。

テスト合格後、上記の実務経験を積めば正式に「登録販売者」として登録されます。

登録販売者のメリットと就職への強み

就職に有利!
医薬品やヘルスケアに関連する業界(ドラッグストア・調剤薬局・スーパーなど)で即戦力に。資格を持っていると実際に声をかけてもらえる事があります。

資格手当でバイト時給UP
登録販売者を持っていると、時給に資格手当がつきます、学生にとっては大きな魅力。

・キャリアの入口になる
医薬品業界や接客業の経験を積みたい人には、将来のステップにもなります。

受験資格に制限なし年齢や学歴の制限がないため、誰でもチャレンジ可能。

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【経験者の声】ぶっちゃけ「資格の意味ない」って本当?

確かに、、「資格があっても意味がない」と言われることもあります。実際資格を持っていても、医薬品担当者として働く人は正直いうと少ないというのが私の感想です。

それには以下の理由があります。

・現場に立ってお客様へ薬の相談を受けるのが怖いので登録販売者として働きたくない。
・アルバイトは品出しとレジがメインなので、薬の販売実績を積む経験がない。
・お客様の接客に自信がない、または怖い。
・クレームが入った時の対応ができない。
・店舗指導者に当たりハズレがあり医薬品担当になれない。
・実務経験がないと活かしにくい。
・ 接客や商品管理など、業務内容が多岐にわたる。

※品出しやレジを担当していても、実務経験になります。私の会社では大学生のアルバイトも資格を持っていると時給は上がります。

実際はどんな資格でもやる気が必要

どんな資格でも同じなのですが「資格+経験+やる気」が揃えば、必ずあなたの武器になります。私の経験では、市販薬を理解できた事は、自分や家族の健康に役立ちますし、自分にも自信がついたので取得して本当に良かったと思っています。

白衣で笑う女性
今では他店から「うちに来ないか?」という声をかけてもらえるようになったり、年齢制限なく働く事ができるのも魅力の1つになってます。資格を取得して悪いことはないので、チャレンジすることをおすすめします。

まとめ|登録販売者はこんな人におすすめ!

・医薬品や健康に興味がある
・ 接客が好き、人と話すのが得意
・バイトもキャリアにつなげたい
・将来、医療・福祉・販売職などに進みたい
・時給を上げたい

そんなあなたにとって、登録販売者は大学生のうちからチャレンジできる貴重な資格です。

「意味ある?」と迷っているなら、まずは一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?


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この記事を書いた人
さとみ

アロマセラピストとして地域でアロマサークルを立ち上げ、医療チームの一員として統合医療のボランティア活動を12年間継続。
病院やクリニックでアロマ講師経験を通じて、心と体のバランスを整えることの大切さを実感。
また、医薬品登録販売者として営業にも携わり、医療・美容・癒しをつなぐ視点で活動中。専門知識と実践経験を活かし、日常に寄り添うケアの発信を続けています。

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